残価設定ローンや残価設定型クレジット（残クレ）で購入している車を担保にしてお金を借りることは出来るのでしょうか？
結論から言うと「ほとんど無理」と言うのが答えです。
車担保融資はローン中でもOKと言われていますがそれはあくまでもローン残額より現在の車の査定額が上回っている場合であり、残価設定型ローンのようにローン最終月まで多額のローン金額が残る支払い方法の車の場合は難しいのです。
残クレの車が車担保融資に向かない理由
例えば300万円の新車を残価設定型ローンで購入した場合、3年後の残価率が50％だった場合3年間で150万円の返済をすることになりますよね。
と言うことは3年後に確実に半額の150万円のローンが残っていることになります。
その時に車の査定金額が150万円以上であれば車担保融資は可能ですが、ほとんどの車の場合査定金額が残価設定の金額より上回ることはないのです。
ビンテージカーや急に価値が高くなった超人気車など例外はありますが、残価設定型ローンで購入した車を担保にキャッシングは難しいことを理解しておきましょう。
車を自分の動産価値としていざという時にお金にしたいなら残価設定はやめておこう
今現在残価設定ローンが大人気です。
毎月の支払い額がかなり軽減されるし、車検が来れば乗り換えればいい！と言う感覚で広まっていますが、「全額払っていない借りてる車」と言う感覚を持っておく必要があります。
車を手放してお金に変えたい！と言うときも残価設定型ローンを組んでしまっていれば自由が利きませんし（ローン残額が多いため一括支払いが難しい）フルローンと残価設定型ローンで悩んでいるなら動産価値としては期間の短いフルローンがオススメです。