お金を借りる方法は金融機関より借りるのが一般的で、担保や保証人が必要となる場合があり、また、担保や保証人の設定が必要ないカードローン等消費者金融による融資もあります。
中には、自動車を担保に融資を受ける方法があり、それを自動車担保融資と言います。
自動車担保融資は、自動車（普通車、軽自動車、大型自動車、重機等特殊車両）を担保設定とし、融資を受ける方法です。
融資額や金利体系は消費者金融と同様ですが、担保設定に自動車を入れて融資を受ける方法となります。
自動車担保融資はそれを展開する金融業者で、全国対応していることが多いです。
担保設定した自動車を乗りながら融資が受けられ、法人契約車やローンを抱えている車でも融資を受けることが可能です。
貸出金利は融資会社によって異なりますが、大抵は5％～18％が多く、利息制限法の上限金利20％まであることが多いです。
車に乗ったままで融資が受けられるサービスで融資期間、対象となる所有車が担保となります。
身分証明証や印鑑、印鑑証明と車検証があれば審査が受けられ、審査が通り次第、融資額決定のための査定となります。
自動車金融でお金を借りる場合、予め、どれくらいの金額が借りられるか知るために、中古車一括査定を試しておくことも良いでしょう。
自動車担保融資で注意しておきたいことが、融資を実行する企業のことです。
自動車に乗っているとロードサイドに立てかけられた看板や電信柱に貼り付けてあるシールなどで、携帯電話の番号による連絡方法で、融資実行までに至るような業者には、金融庁への登録業者ではないことが多いです。
約束された金利よりも高い金利体系であったり、そもそも事務所や会社の実態が無く、不当な金利体系や厳しい取り立てとなるトラブルも全国で多く発生しています。
また、リース車やローン返済中の自動車の場合、自動車担保融資の返済とローン返済やリース料が2重化することで負担が大きくなることもあります。
リースやローン期間中は、所有者名義人が使用者と異なるケースが多く、返済不履行時にトラブルを招くことがあるので、注意しなければいけません。
正規登録業者は利用者拡大の側面から、様々なサービスに取り組んでいることも多く、一定期間無金利サービスや利用金額に応じたポイント制度など様々です。
いずれにしても、融資したお金は金利付加と返済が必要であるため、利用時に際して正しい返済計画を立てる必要があります。